鏡花がいっぱいせれくしょん 【泉鏡花という名の幻想展にいてきた】
2012/10/08(Mon)
2日の火曜日は仕事やることなくてごっつう暇だったのであらかじめ半休頂いてお昼にそそくさと退勤しましたのん。なんかちょっと学生時代に戻った感じでした。というわけで学生時代の専門であって今でもフェイバリットの\泉鏡花/をフィーチャーした午後にしましょう、石川近代文学館で現在絶賛開催中、「泉鏡花」という名の幻想展に行ってきました。
鏡花うしろうしろ
入口には波津彬子先生の描き下ろしポスター、すてき~~!紫陽花といい色合いと言いすごく鏡花趣味。そして波津さんの描く鏡花…似ておる…

常設はいつも見てるし今回はせっかく休みもらったけど時は金なりてんで大切に使わなきゃいけないので、スルーして二階に。入口にいきなり鏡花等身大パネルww誰得ww せ、せんせいあたしよりもおちっこいんですの?? たしかすずさんよりも小さいんでしたっけ…(・ω・)?
鏡花がすっかり幻想入りしちゃってる現在、果たして鏡花とはどのように奇矯な人物だったのか、その実像にせまる!が主題な今回の展示。幻想入り…鏡花出る東方マダー? それはさておきみんな鏡花のことどう思ってるんだろうな。。。何も知らなかった頃は名前の印象で綺麗で物静かな感じって、勝手に思ってたんだけど、綺麗なのは確かに綺麗で静かっちゃ静かな感じなんだけどその裏に眠る情熱の熱いこと熱いこと。こいつ蠍座だろと思ったら本当にそうである11月4日生まれ。aikoも蠍座!米朝師匠も蠍座!わたしは蠍座に惹かれる女なのか。

企画展示室1は知る<泉鏡花ってどんな人?> 私も知らないことと言うかいろいろ突っ込んだことなども書いてありましてメモかわりのツイートにひっし。平日の昼間だったから私しかいなくて独り言もめっちゃしててすいませんw 鏡花は本当に紅葉先生のことが好きなんだなあ、鏡花の中での「先生」は紅葉先生だけしか指さなくて、他の人にこの敬称は使ったことないんだそう。私の中でのaikoみたいな存在だったのかな…私もaikoに弟子入りしたいな……
あと鏡花やっぱりかーって感じなんだけど夜になると筆のノリがよかったんだねw わたしもわたしも! ただホラあれよ…夜書いたラブレターはあのそのうん……ってやつだからw でも結局そのまま使っちゃうんだけどw 全時間帯で書けるようになるといいよね。
「作物其物の中に人を遊離させたい。そして読んだ後でも、何か深い印象を残したい」っていう言葉がすごく心に残った。物語も落語と同じように、読んでる時はそれ以外何も考えさせたくないよねえ、そういうもの書けるようになれればいいな、そんなこと出来るのかなり天才級だろうけどさっ
あと「鏡花先生のトランス状態すごい…」って思わせる文章がw お手伝いさんの女の方?の文章だったんだけど、夜に原稿出しに行くのに鏡花がついてって、ポストの裏に何かおる!!みたいな風に言ったりするっていう思い出だったんだけど……その前にも一つか二つかトランス鏡花を伺わせるものがあってこの人やっぱキチg…と思ったw そらああなた常人に見えないものも見えてますわ。あとお風呂屋さんのエピも可愛かったなw 細身なのにものすごい上機嫌な声でお風呂つかってる鏡花もえ
「とりなりが噺し家の小文治を思わせるばかりの」って村松定孝が書いてたんですけど、桂小文治のことなのかな? 勿論当代の方ではなくおそらく二代目だろうとは思われるのですが…「2代目三遊亭百生と共に、上方落語を東京で紹介した」とwikiにあるので上方の人だったんね。
それと鏡花の「たそがれ趣味」ってのにものすごく共感!こんな考え持ってたんだね、調べ不足だった。昼でもなく夜でもない、一種微妙な中間の世界。「私は重にさう云ふたそがれ的な世界を主に描きたい、写したいと思っております」だって!私もこういうスタンスでありたいな~~~感心した…………んだけどちょっと待てよ、鏡花って確かにそういう現実とも幻ともつかない微妙な世界観を書くけど人物はどっちかって言うと極端な嗜好な気ぃするよw? でもこの感じすごくわかる!私も使おうたそがれ趣味!

そして展示室2は観る<泉鏡花が観た世界> 鏡花言語世界っていう展示がやばかったw いろんなフォントで「鏡花語」とも言えるであろう鏡花独特の語彙を紹介してるんだけど、「無職渡世(あそびにん) 」www 二人と書いて「さしむかい」 戦々恐々を「おっかなびっくり」 他にもいろいろありました! ジプシーを周遊芸人って書いてた気がするw 「鳴(キス)」なんてステキね! そして鏡花にかかればaikoの名悲恋曲「二時頃」も「二時頃(おやつ)」になっちゃうのです! すごい! ていうかホント、和風厨二だよ鏡花はさ……
で、鏡花の食卓を再現したやつとかあったんですけど、あんぱん……焼かれてる……(目を覆いながら) 潔癖症もここまでくると食への冒涜だわ!とか言ったりして。
でも「好きな人が料理して呉れたものなら自分の嫌ひな物でない限度に於て、何でも旨いと感ずる男である。実際好きな人と相対した時などは、其の情厚の濃なるを喜ぶに汲々として、味を論ずるまでに余裕が無いではないか」って鏡花の言葉にはキュンきました。真理だねー。
鏡花の嫌いなものコーナーは「鏡花吃驚箱(びっくりばこ)」でお化け屋敷風に楽しめるの。うん、鏡花の嫌いなもの大体知ってた……でもチョコレートおいしいから!バレンタインに贈ってあげるから(いやがらせ) こういう体感型は面白い試みだと思いましたっ さて八犬伝脳の私が考えることは鏡花ぜってー八犬伝嫌いだっただろうなーということである。ね、嫌いな要素しか見当たらないw でも私はどっちも好きよ(^O^)

さてさて企画展示室3は想う<幻想になった「泉鏡花」> ラノベの鏡花ガタッと思ったらやっぱり橘みれいさん・今市子さんの鏡花あやかし秘帖でした。マンガだったらすぐ読めるけど小説だとちょとね…だから読んでないんですけど今市子さんのコミカライズ出てるなら買おうかな。てかこれのドラマCD見つけたんですけど鏡花がすわべさんとか最強のわたしホイホイですねどうもね、鏡花にしちゃあ声がちょっと太めのような気もしますが。お金に余裕があったら買いたいのだけどぐぬぬ 今市子さんの絵好きだあ 波津さんと似てる系統ですよね。
まあ実際はめいこい(明治東亰恋伽)の鏡花がいるんじゃないかって内心ビクビクしながらも実はちょっと期待してたんだけどいなくてホッとしたw でもちょっと期待してたからほんのちょっと残念なw あれは…鏡花として紹介してもいいのだろうか…でも実際はあんな小生意気な上京したばかりの小僧って感じだったんだろうけど…
私も鏡花がモデルの人物が出てる小説を書いたことがあるしサイトに掲載しているのだよ 長編の登場人物をちょっと遊ばせた短編っていう位置づけで習作になるんですけどね。08年の文章…鏡花の演習やってる頃。だから「平成鏡花事始」も本当は書いて送るつもりだったんだけど恥ずかしくて>< あと長過ぎるんです。とても800字以内なんてw だからそのうちブログででも書こうかな…と。

うさーぎ
おみやげにブックカバー。手作りで一つ一つ色とかが微妙に違うんです。鏡花読むときに使う!って思ったくせにいま八犬伝の一巻入ってるって言う……

さてじゅーぶん鏡花充しました!でももし京極先生と東雅夫さんのトークイベントに当選したらまた来月も行けるし、ていうか多分またここ見に来るんじゃないかしらと勝手に思ってる。金沢市は今鏡花が熱い!鏡花フェスティバルなんちゅーものをやってるそうで、いろいろイベント盛り沢山です。来週の土曜日!!! 白鷺上映きたああああ!!!! これ見に行きますっ└(^ω^ )┘ 白鷺ほんとう大好きな話!!
芸術の秋、文学の秋、ぜひぜひ金沢においでまっし~
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