私の為に戦ってちょうだい♪ ~めぐる因果は糸車~
2013/01/05(Sat)
公演自体はもう10年も前になるのですが、羽広克成さんが主宰する劇団ショーGEKIの2001年公演「ショーGEKI大魔王 八犬伝」をビデオで鑑賞しました。
DVDが欲しかった
このビデオはオークションでこっそり落札しました。過去にDVDも会場などで販売されたらしいですが今はグッズ販売のところもリンクが繋がって無いので多分購入は出来ないんだろうなあー、何せ古いものだし。挿入歌アルバムなどもあったらしい。これ、これすっごく欲しい!

そんなに長くなることもないと思うし、DVD・VHS共におそらく入手困難を極めると思いますので続きには隠さないで書こう、と思ったんですがそれなりに長くなっちゃったんでやっぱ隠します。







まずとても面白かった!です!入手困難な状態が勿体ないな~~!ていうか基本演劇ってどれも面白いと思います。映像媒体だけど、これを生で見たらもっと面白いんだろうなあと思う。やっぱ生の、ライブの魅力ってほんと、常々書いてるんだけど憧れです。
親兵衛が登場するたび笑ってましたwww 強制BGMが何とも言えずwww何なんだあのヒーローはwwネタバレすると親兵衛じゃないんですけどね。親兵衛の親衛隊・親衛八隊も可愛らしくてww この親衛八隊、それぞれ仁義八行をもじった別の字が割り振られてて面白かったです。仁が任、義が技で礼が伶か令だったかな? 智が値で忠が仲で信が伸で孝が候で悌が体。
それとCD欲しい!って書いたように劇中歌が素晴らしかったです。伏姫のキャラソンwww 私の為に戦ってちょうだい♪おー!ねー!がー!いー! ってww 浜路のキャラソンもすごいよかったです、明るいんだけど切なくて。でも何度も繰り返される玉梓のテーマソングが良かったですねえ。哀れで妖しくて。新八犬伝の名文句「めぐる因果は糸車」をメイン歌詞にしてました。ほんとこれCD欲しいよお…

お話的には多分、人形劇・新八犬伝と角川映画・里見八犬伝の系譜上にあるんじゃないかなと思う。でも玉梓のビジュアルがすごく新八犬伝の玉梓が怨霊に近かったし、キャストロールは「玉梓」じゃなくて「玉梓が怨霊」だったし、名文句を歌詞にしてるからどっちかと言えば新八犬伝かな。その玉梓は妙椿狸とか化猫とか夏引とか、そういう妖怪軍団を率いてて(夏引は原作では別に妖怪じゃなくて木工作の後妻、悪婦なだけだけど)その感じが角川っぽい。船虫と網乾は玉梓達に雇われてる妖属性な人間って感じがよかったです。網乾も船虫も私好みな感じでよかったー。特に庚申山での船虫は私の玉梓のデザインに近くてひとりで勝手にうっとりしてた(*´ヮ`)
犬士それぞれのビジュアルとかキャラクターとかもちゃんと個性あってよかったですねー、現八がドラクエに出てくるキャラクターみたいでしたw 中でも特に道節がかっこいい! 毛野ちゃんが凛々しくて素敵なんだ~少年と少女を上手くミックスした感じで。演じられてるのは女性の方でしたが。

嬉しかったというかこういう展開待ってた!ってのは浜路と雛衣の闇堕ちですね。いや闇堕ちって言うか残った恨みを利用して玉梓に復活させられるんですけど。浜路はあとに述べますがとにかく雛衣がね…! お願い大角様、私を殺してって…どんどん怨霊になってく自分を止める為に大角の手にかかろうとしてるのがさぁーー(´;ω;`) なんでなん…なんでこんなに大雛切ないん… 見ててすごい切なくて辛かったけど、ある意味よくぞやってくれた――っていう気持ちもある。だって雛衣を殺したのは突き詰めれば大角その人であるのだし、自分がその役目を、罪を負わなくてはならないということをはっきり表してくれたような気がしました。うん、切ないけどね。
浜路の嘆きがすごい切なかったですね。全部メモったんですけど、

「浜路は憎うございます!」
「どうして、どうして浜路だけ違うのですか? 浜路はこんなに、こんなに信乃さまを想ってるのに!」
「どうして私だけ違う運命なのですか! 私は恨みます、信乃さまの宿命を握る、里見の者を!」

っていうセリフだったのですが、もうこれね……全ての八犬伝における報われない浜路を代弁してるようなものですよ…まあその後でアイドルになってたりするんだけどwww わーたしげーんきですー♪

話は急に前後するのですが舞台が始まる前道節役の劇団主宰の一人でもあるおのまさしさんが紙芝居で八犬伝のあらすじを説明してたんですけど(ほんとに紙芝居屋さんぽい。お菓子かってねとか)それが面白かったww 八房がスヌーピーみたいで可愛かったのよww 八房と言えば本編中の八房は着ぐるみのオッサンでフイタwww すげー爆笑したww 八房役の方ごめんなさいねオッサンなんて言っちゃってww でもホントフイタww 犬って言うか牛っぽいのよね、劇中でも「よく犬ってわかったな!」ってセリフがあった。
でね紙芝居なんですけど孝の珠が出る辺りまですごい詳しくやったんですけど「ご安心ください、このお芝居、原作とは全然違います!」なんて言われてえええwwww ズコーーッだったwww あと思わず噴き出したのが伏姫懐妊のくだりのとこの「ええーHもしてないのにっ!?」
伏姫のキャラクターもすごい好みだったなあキャラソンもさることながらw 怨霊に間違われて「あ~~ん伏姫すっごい不愉快~~!!」とか現八にバカって言われて「バカって言うなーーー!!」って背後からバンバン叩きまくったりww なのに後編では「玉梓を恨んではなりません…」って恨みを持つ虚しさを説いてた。あら真面目。これ書く前に宮澤賢治の「二十六夜」を読んでたんですが、わかるよ…恨みをもって恨みを返せばまた誰かが恨みをもって…その繰り返しだし。

ラストシーンの玉梓との戦闘がかっこよかったなあ~玉梓の武器がすごくかっこよかった…☆ 刃が二つついてるなぎなたみたいな感じで。玉梓との戦闘の前にも音楽流れて敵と戦うとこがあるんですがその挿入歌が仁義八行を歌っててそれぞれの徳のところでそれぞれが見栄を切っててこれも素敵だった~ はあほんと挿入歌CD欲しい…
そして戦いが終わってそれぞれ旅に出るんですが最初に八つの珠が飛び散ったようにそれぞれの道を歩いていくんだろう、と思わせる清々しい最後でした。
やっぱ玉梓って別格だと思いますね。最後にキャストの方が出てきてそれぞれの名前書かれた半紙をお客さんに見せるところがあるんですけど、いわゆるカーテンコールってやつかな? そこでも最後に登場しました、かっこいい~ 妖艶なイメージが玉梓にぴったりな方でした。

他書きたいことは尽きないのでそのうちサイトの方でらくがきした感想などなどを載せると思います~しばしまたれよ
演劇で八犬伝は大変多いのですがなかなかDVD化などされないのですよね、小さい劇団だとなおのこと…去年の日本テレビ主催の八犬伝の舞台はどうなんだろう、DVD化するかな? もしくはWOWOWとかで放送するかな。もし後者なら見れる環境にあるので絶対見ますが いやまてよ日本テレビなんだからWOWOWじゃないか、でも地上波でやるか?? どっちでもいいやってほしいな。読了からの八犬伝熱再燃が遅かったので見に行けなかったのが残念だったのですよ。スケジュールもチケットの都合もつけてないってのよ。くやしかったんで春の阿部サダヲさん主演のM&Oplaysの舞台にはいきますですよー
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