とつぜん深刻なことを書く 【八犬伝ぺえじ更新りれきざっき】
2015/02/08(Sun)
2月最初の8の日でやんす。この間の歌舞伎、テレビ放送もありましたのではちおいに収納しました。やおいじゃないよあれははちおいと読むのだよ。それ以外の更新はないんで恐縮ですが…
八匹の犬より愛をこめて(「たまくしげ」に飛びます)

・関連作品紹介「八犬伝をおいかけて」更新しました
先述したとおり「通し狂言南総里見八犬伝」を舞台のカテゴリに収納しました。放送は勿論きっちり全部入っているんだよね。録画を確認していないワタシ… もう見てから二週間になりますが、東京に住んでたらもう一回見に行ってただろうなあ。やっぱ歌舞伎で見る八犬伝って言うのが良いと思う。
八犬伝と歌舞伎についてはむつはち。のむつきさんが研究されたので詳しくて私の方は全く、ほぼノータッチなんですが、(そもさん歌舞伎自体をよく知らん←国文専門としてどうなの)歌舞伎の発展と共に八犬伝がある気がするんですよね。そういえばワンピが歌舞伎化するってのをみて、いよいよワンピース八犬伝めいてきたなって思いました。これ大分前に書いたんですけど、ワンピってすごく八犬伝っぽいと思うんですよね。内容が、じゃなくて、作品の広がり方とかがね。ずっと前に出てきた伏線がこんな形でー!?って感じで回収されたり、ずっと前に退場したはずのキャラがええーこんな形でー!?って感じで再登場したりとか。ワンピも30年近く続きそうな感じがしますよ。尾田っち、失明しても書き続けてください。

こんな更新記事で書くことじゃないだろうけど、ちょっと八犬伝に関する愚痴、と言うか何なのか、憂鬱、を書く。
「原典通り」じゃなくて何が悪いんだと思う。自分も原典厨のつもりだけど、原典通りの八犬伝ばっかだったら八犬伝は単なる古典でしかなかったと思う。こんな風に広がりを見せた作品にはならなかったと思う。いろんな人がいろんな八犬伝を見てみたい、書いてみたいと思ったから八犬伝は一つの古典作品として異常なまでの生命力を持つに至ったし、今もその宇宙は広がり続けてると思うから、原典通りがどうのこうのとか原典と違うとか、そんなことで目くじらお立てなさんな、と言いたい。
あとこれは私のコンプレックスなのだけど、私は馬琴の原典から八犬伝に入ったわけじゃない。よしむら八犬伝がまずあって、その七年後に栗本薫の八犬伝に触れ、その後に碧也ぴんく先生の八犬伝に触れ、大学生になってやっと八犬伝の原書に当たった。つまり私は、純正の八犬伝愛好者ではなく、二次からの八犬伝愛好者であり、卑しい言い方をすれば多分「雑種」なのである。
だから私の言葉は、私の知り合いの純正八犬伝愛好者に比べて質が下がるものだ、と自己嫌悪している。「卑しい生まれ」だと思っている。その憂鬱が最近八犬伝へのエネルギーを削いでいるものだと思うし、かつ、絵を描かない・ぺえじを更新できない自分はきっと用無しなのではないかとも思う。

それに私はいわゆる腐女子ではない。このこともコンプレックスの一つである。BLネタは理解できるが、愛好しているわけではない。もっと正直に言えば嫌いの方にかなり傾いている。いや、正直に書く。苦手です。自分が腐女子でないことを、こと八犬伝に関しては残念に思います。
でも八犬伝は腐女子が食いつくネタだ。だから、腐女子でない私が書く八犬伝は多分腐女子の方のそれより面白くないし、やはりそれも作品としてあまり価値がない、と思う。勿論だいたいのものは私が書/描きたいから書/描くのであって、見ている方の趣味趣向など投げやりに言えば「知らん」の一言なのだけど、「どうせ私の八犬伝なんてなー、八犬士は変な造形だし、伏姫と玉梓が出張ってる八犬伝なんて需要皆無だろうし、腐女子じゃない私が書くものもなあ」と最近思うことが増えてきた。
そうした諸々が最近の八犬伝アンテナ下がり傾向に繋がっているのだと思う。八犬伝は勿論、好きなのだけど。

突然こんなことを書いて大変すみませんでした。一応素直な気持ちを少しは前に出しておいた方がいいと思ったのです。
なんか鬱な締め方になりましたが、拍手やご訪問など、まことにありがとうございます。励みになってます。
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コメント
- No title -
こんばんわ。こちらのほうにコメントさせていただくのは今回が初めてになりますね^ ^大変お世話になっております。私の八犬伝との出会いはTBSのドラマ八犬伝をDVDで見たことから始まり、面白そうだから読んでみようと思い今に至るので、tamakiさんのお考えよく分かるつもりです。私が八犬伝の絵を描き始めたとき、なるべく原作どおりにしなくては!とか、そのときの時代にあった服装にしなくては矛盾が生じる!などとこまこまと考えていました。けれど、tamakiさんの絵や小説を見ていて、「もっと自由に楽しく展開させてもいいジャンルのものなんだ!」と肩の荷が下りた思いがしました。少々大げさな言い方になりますが、tamakiさんの絵や作品をみて救われたようなところがあります。実を言えば私自身腐女子で八犬士はじめ男性キャラ描くの大好きです。でもだからといって、女性キャラを蔑ろにしたいわけでも無視して考えたいわけでもありません。tamakiさんの作品大好きです。この前も小説のほう一本読んでうるうるしてました。需要ありです。大有りです。私めのコメントひとつで憂鬱がどうにかなるわけではないと思いますが、少しでもお力になれたらという思いもこめて長々コメントさせていただきました。tamakiさんの率直な意見が聞けてうれしかったです。これからも同じ八犬伝好きとして、tamakiさんのいちファンとして、影ながら応援させていただきます^ ^
2015/02/09 00:22  | URL | からあげ #-[ 編集] ▲ top
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