新しい時を刻むために 【タイムレンジャー感想】
2015/05/19(Tue)
またまたFC2のアマゾンリンク機能がしんでるので、画像は後日どうにかします。おーい早く何とかしてくれー

未来戦隊タイムレンジャー ― ソング・コレクション1
NAT’S 佐々木久美 高尾直樹 宮内タカユキ T.R.Futures 岩崎元是 朝川ひろこ ユウリ 森の木児童合唱団
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まさかFC2ブログからアマゾンリンク消滅とかどういうことだよホント

去年の10月からYouTubeの東映特撮公式チャンネルで配信していた未来戦隊タイムレンンジャーを4月に見終わりました。感想いろいろ書いたはいいですがちょっと長い&思いついたお題ごとに書いていた所為か結構話題があちこち飛ぶ→要するに読みづらいよくわからない感想になりました。あとスーパー戦隊歴は三年くらいで非常に低いのでトンチンカンなこと言ってるかも知れないです。でも今の所見てきたスーパー戦隊の中でいちばん好きな話、物語かも知れないです。aikoが見ていた戦隊と言うことも含めて、いろんな人におすすめしたい戦隊作品です。
……感想の末尾に書いたものをここに持ってきた→あのほんとaikoファンでこのブログにいらしてる方で、この作品まだ見たことないって方いましたらホントにホントにオススメします、49話分損しない大人向けSF作品だと私は思ってるので、何か長い作品みたいなーって方がいましたら是非このタイムレンジャーを一気見することを激しくオススメします。DVDはネットレンタルでも在庫ありますしお近くの大きめのレンタルショップにもあるんじゃないかと思います(必死である

以下つづきにおとしまーす



■はじめに
持ってた印象としては何度か書いてきたように「aikoが見ていたスーパー戦隊」というもの。とは言えそれを知った当時(今から約15年くらい前)は特撮など所詮子供が見るものと馬鹿にしていたので、興味はあるけどよもや自分から見ようとは思わなかった。本当に今の、特撮を普通に見るようになっているどころか年々どんどん沼にハマっていく自分の姿は信じられない。
去年の話になるのだけど、フォロワーさんのゆきまろさんの書いた記事の追加戦士ランキングで直人がぶっちぎり一位、直人のカードの取り合いとか言う壮絶な戦いがあったのも興味が膨らんだ要因の一つ。そんなに直人ってすごいの? あっ草加に似てるの? ふ、ふう~ん(必死に平静を保とうとしてる)
見終わった今からすると確かに草加的ポジションではあるけど草加より悪いキャラではなかったよね。竜也パパがいない間にCGCを乗っ取って軽いクーデターみたいなことしたのは野心的な行動ではあったけど、卑怯なやり口でTR側を陥れたり攪乱させたりとかはしてないし。あーうん、好きだな直人。と言うか、何か第三勢力的なポジションのキャラって弱いんですよねw 主人公グループとちょっと一線を画するタイプで別行動してる感じ。まどマギの杏子とかさ。ハピプリの、ひめと和解する前のいおなみたいな。


■エンディング(終わり方)
最近の中では、久しぶりに見た「切ない終わり方」だった。脚本が同じ靖子にゃんってこともあるけど、龍騎を思わせるエンディングだったのも余計胸を締め付けることになった。
なんていうかな、ちょっとだけ「銀河鉄道の夜」を、何故か思い出したんですよね。たぶんね、わたし銀河鉄道みたいな終わり方にすごい弱いんですよね。別にそんな幼少期に読んだわけじゃないのに。読んだの中学一年生の時だったし。教科書に載ってたやつ。カムパネルラは死んでしまって、もういなくて、それでお話は終わってしまった。この「どうしようもない切なさ」っていうのがその当時の私の感受性のベクトルに大きな転換をもたらしたんでしょうか。この物語の結末に読者の私はなすすべもなくて、手を伸ばしても届かなくて、でも物語は綺麗に終わってて……。
タイムもね、なんかそんな感じだったんですよ。2001年にもうユウリ・アヤセ・ドモン・シオンはいない。直人も死んでしまった。竜也だけしかいない。もうそこにタイムレンジャーはいない。何をどうしようが何かしら続かせようってことが出来ない。……いや、ユウリ達がまた時空を越えて2001年にくりゃー、いくらでも話は出来るかも知れないんですが。またロンダーズみたいな勢力が2001年に来てしまうってこともありえない話ではないし。でもそれはあくまで仮定の話。ともかくもうタイムレンジャーって戦隊も、トゥモローリサーチっていう五人の団体もなくなって、あるのはあくまで、新しい無限に続く明日だけになってしまってる。第一ユウリ達はともかく竜也から3001年にアクセスする術はないんだもん。
何かもう、この隙間のない完成度がたまらなく素晴らしいと思えるのと同様に、たまんなく切ないんですよ。同じ靖子にゃんで時間ものといえば電王も切なかったけど電王はいくらでも話が作られてる(マジで)からタイムとは全然違う。

■繋がっている時間
ちょっと希望がある方がぐっと切なさが引き締まる。それは、竜也とユウリ達が断絶した世界にいるのではなく(たとえば人間界と異界とか)一つの繋がった――しかし果てしない距離を置いた同じ時間にいると言うこと。繋がってるってこと。ユウリが竜也と別れる前に言ってたことね。これはちょっと盲点だった――ってほどでもないんですが、タイム49話分の積み重ねがあるからこそ真に迫ってきました。竜也が(竜也の言葉と信念通りに)変えた時に在るから、それはたとえ果てしない時を越えた後の時であっても、竜也の意志と共に在ることになる。

■運命は変えられない。だけど明日くらいは自分の手で変えられる。
これって行き着く結果は同じかも知れないけど、そこへたどり着くまでの道のりは自分で決めることが出来る、自分で決断していくってことだよね。それの方がたとえ結果は同じでも受け入れる時の気持ちが全然違うんだろう。竜也が結局は浅見を継ぐことになったとしても、竜也が決めて自分で選んできた道の先にあるものだから、竜也はその運命を受け止められる。運命を受け入れるっていうか受け止める、ね。不治の病のアヤセも全くこれと一緒だ。重さはかなり違うけど……

■大人向け戦隊
wiki読んで知ったけど当初から大人向けを想定してたのね。YouTubeのコメントにも「子供向けの戦隊番組の枠を越えたSF作品」というようなコメントがあって、そうだ、これってエスエフなんだって感心したというか、着地点がようやくわかりましたわ。別にSF詳しいわけじゃないけど、しっくりくるなーって。トッキュウがなんだったか、電車の賞を受賞してたけど、タイムは星雲賞とか取ってもいいんじゃないかな? 調べたらデカレンジャーは星雲賞もらってるみたいですねー
時間をテーマにしてることとかタイムパラドクスのような効果もそうなんですが、竜也とお父さん(浅見家)の関係とか直人の上昇志向とかドルネロとギエンの関係とかリュウヤ隊長の策略とか、他にもユウリやシオンの抱えてた孤独、アヤセの病気、ドモンの人間くささとか、人間ドラマがすごく濃くて――なんかドモンだけちょっと毛色違っててすいません。でもドモンがこの中で一番三十世紀にこだわってて、序盤はホームシックなんかにもなってたりしてて、一番私たちに近い存在であったと思う――いちおうは三十年近く生きてきてる大人の視聴者としての私には本当にどのエピソードも見応えがあって面白かったんですが、たとえば十歳くらいの子供の私が見たとして、100%理解出来るのかな? ってちょっと思った。昨日のナージャの感想と似たようなこと書いてますけど。
そういう意味でも「大人向け」っていうか「大人になってから見たい戦隊」になるのかもしれない。aikoが見てたことで興味がわいてたって最初に書いたけど、普段戦隊みない人がチラッと見て「え、こんな面白いの」「戦隊って奥が深いな」って思ってくれる、そんなきっかけに一番なりそうな戦隊作品な気がします。

■ちょっと脱線
そいえば、さっき銀河鉄道を出したけど、鉄道もので靖子にゃんと言えば記憶に新しいトッキュウジャー。最初ライト達は死んでるんじゃないかって見解がでてたけど、もしかしたら本当にそうだったかもだよね。銀河鉄道に乗ってたカムパネルラは、死んじゃうっていうか死んじゃってるんだから。

■他の靖子にゃん戦隊を思わせる展開
別のレッドが出てきて一時的にレッドから変身権を取り上げるのはシンケンジャー。レッドが他の四人をおいて単独で戦いを進めるのはトッキュウジャー。あとの靖子にゃんと言うとゴーバスしか知らないけど、ゴーバスは今より真剣に特撮(スーパー戦隊とライダー)を見ていた頃じゃないのであんまり比較出来ない。
ユウリ達を3001年に返すところは本当に見てて苦しくて切なかった。今思い出しても切ない。ああやって一人で戦おうとする主人公に弱い。まどマギのまどか(ほむらループ前)とか。ライトがトカッチ達と無理矢理離れていくところもすっごい切なくてつらかった。靖子にゃんこういうの好きなんカナ……

■OP・ED
なんと戦隊では唯一の女性ボーカルOPとな。そうだそうだ、そういえばと言いますかなんといいますか、戦隊って圧倒的に男の人が歌ってるイメージですよね。ライダーは結構女性ボーカル多いけど。この時点から「攻め」てる感じが見えますよねー。プログレやゴスペルの要素がありーの変拍子だったりーのでぜんっぜん子供が歌うこと想定してないよねw もうあからさまにぶっちぎってるよねw いや私ニンニンのOPもなんか微妙に歌いにくいと思ってるけど。

■キャラクター・主要メンバー
シオンがすごくいい子でした。視聴してて何度「シオンでもってるタイムレンジャー」って言ったかわかんないw 実際シオンいなかったら傾きかけたしw シオンメイン回はどれも好きですねー。敬語キャラなところもいいのかも知れない。間違いなく今まで見てきた戦隊のグリーンで一番好きです。
でもシオンの生い立ちからするとスレててもいいくらいなんですよね。第二のアヤセ的なポジションでもおかしくなかった。イヤ実際そうだったらジェットマンなみに足並みの揃わない戦隊になってたと思うけどw だからTRって竜也も大事だけど本当のところいろんな意味でシオンが要だったんじゃないかなって思います。シオンが一番二十世紀を愛していたし、五人の中で一番意味が大きかった。「ここが僕のふるさとなんです!」って言った時はもう心の涙腺がクラッシュしまして……マッサンのエリーの「ここは私のふるさとです!」の時ももそうだったけど「ふるさと」って言葉にとことん弱い模様…… ちなみにaikoもシオン好きだったみたい。みんなシオン好きになると思う。

あ。戦隊のマスコットって結構好きになるんですが、もうもうもうね~~! タック~~~~!!! うおおお~~~~!! って毎回視聴のたびどこかしらタックにじたばたしてたような気がするんだけどw ナビゲーターとして真面目で別に可愛いキャラぶってるわけじゃないのにそれでも可愛い造形。動くときはだっこされなきゃいけない(一応飛べるけど)のも可愛い。おもちゃとかぬいぐるみとか出なかったとか嘘でしょそんなの……キャワイイです 時がモチーフだからフクロウなんだろうか。フクロウの時計とかあるもんね。でもフクロウって大体知恵の象徴だな……まあタックもTRの頭脳的なポジションだけど。タックのエピソードも終盤だけどあって嬉しかったす……

■キャラクター・恋愛
どちらかというと横糸としてドモンとホナミちゃん、縦糸として竜也とユウリがあった感じですね、恋愛は。わたしまだ戦隊ってほとんど見たことないのばっかりで、明確に恋愛を主題の一つとして意識してたのってジェットマンくらいしか知らないし、あとはなんとなくほのか~なもの(トッキュウのトカッチがミオのこと好きとか)しか知らなかったので、タイムの恋愛、特に主役である竜也とユウリのはとても大人な雰囲気がありました。でも私はどっちかっていうとドモンとホナミちゃんの方にばっかり恋愛アンテナが立ってて、覆面ヒーローゆえの勘違いとすれ違いにによによしてるだけで、一方のユウリと竜也の方はみんなが言うほどそうかな? って思ってたんですけど、なんとなく意識し始めてみると後半は結構あからさまな感じでした。もっと早く気付けてたらもっと萌え萌えできたのにな……二人が別れるところの竜也の告白からのハグにブワァァアッとなってしまった……切ない……切ないよう……

■キャラクター・追加戦士
追加戦士好きとしては語らずにはいられない。直人! 従来の追加戦士登場からはちょっと遅れた登場であるとか。確かに結構遅い感じでしたね。直人はもうなんなんですかね! あんな奴なのに文鳥とか飼っちゃっててさ! 大晦日にTRにVレックスのお洗濯(と言っていいのか?)頼んで窮地を救ってやったりとかさ!
……でもいざ書こうと思ってもあんまり浮かんでこない。好きっちゃ好きだし草加と似たものを感じるので非常ににまにまするのですが、どう書けばいいんだろうな~だから書けない……でも好きなんだ
第三勢力としての追加戦士ってのは自分は初めてだったので(戦隊五人と少し距離を置いてるって意味ではトッキュウ6号が一番近いか。最近出てきたスターニンジャーもかな)そういう意味でも特別な存在。こういう独特のポジションにいる子ってある意味もう一人の主人公だよね。同じレッドだし。赤いし炎だしあの性格あの設定だしさあ私よ好きになれって言ってるようなもんですよ。
死ぬってのは何となくネタバレ踏んでたのでわかってたんですがそこまでの直人はちょっとかわいそうだったね、自業自得かもしんないけど そこもちょっとこの作品に加味される切なさでもあるし、数ある追加戦士の中で彼をより際だたせてるよね。直人の死後にファイヤーに変身する竜也っていう展開はさすがに熱かったです わたしこういうの好きさ

■敵
ドルネロめちゃくちゃ愛嬌あって好きです。金儲けが目当てであって世界の破壊は望まないってことでTRと取引するところもいいしリラには甘いところも好き。リラをずっと傍においてたのは自分の母に似てたからっていう理由が家族ものに弱いわたしの涙腺にクリーンヒットしました。そういうの弱いんだって!! なんつうかどっちかっていうと娘的な愛情を持ってるのかなと思ったら母かい! いやたぶん母でもあり娘でもある感じなんだろうか、愛情の質としては。そんでギエンとの関係も涙なしには語れない……つらすぎるだろ……敵側にも深い背景があると物語がいっそう重く沈んでくるよね…… ギエンの最期もつらかったっす。・゚・(ノД`)・゚・。

■気に入った or 印象に残っているエピソード
いま振り返ってみるとギャグ回がなんか異様に存在感を放っているようなw ユウリが竜也に自分の孤独を告白するエピソードがぱっと浮かんだんですけどね、まず。何話だったか忘れたけど、馬飛びする回。あのときの三十世紀の回想で「家に帰るだけよ、一人の部屋に」って感じのせりふがあってそれがずううん……と心に沈んだと言う。あそこも切ないなあ… 思えばユウリもシオンとおなじで一人じゃなくなったんだな、二十世紀で。


感想の下書きはここで終わっているのです。ううーんなんと尻切れトンボな! 大変申し訳ない。
感想書く為にタイムのwiki開いたら、まさかの関連項目にaikoが載っててふいたw うおーん当時のHPのスクショとかどっかにないかーないけー……気になるなあaikoどういう感想を持ってたんだろう。
aikoも時間と言うものにについて、捉え方が非常にシビアな歌手……アーティスト、作家であって(この間のZIPのインタビューで幼少期の病弱さが自分の作風に影響を与えたと語ってたので、意外とアヤセ的な感じなのかも)ここらへんは自分でも以前研究したことがあるのですが、そんな彼女が「時のシルエット」と言う、タイムレンジャーと同じ「時」を冠にしたアルバムをタイムからまる12年経った節目の時にリリースしたのも面白いですね。……こじつけか。そして全く関係ないけど最新曲に「未来を拾いに」って曲があってそれは戦隊の方の冠だな……なんて ほらaikoさんに今まで未来ってついたのないじゃないですかータイトルにー(ないよね?)(自信なさげに訊くな)

どなたかaikoがタイムレンジャーについて語っていたことを何か少しでも覚えていらっしゃる方がおりましたら拍手でもコメントでも何でもいいのでお教えいただけるとうれしいですむにゃむにゃ…… そしてゆくゆくはこの感想が「タイムレンジャー aiko」でググった時に一発目にヒットするようになれれば……(何

次に完走する戦隊、近々ではジェットマンですかね。今月で終わります。そろそろカーレンジャー見たいし、10周年越えでVシネも出る&師がオススメしてるデカレンも見たいし、メガレン・ジュウレンは個人的に気になってる。さて私がゴーカイジャーに辿り着くのは果たして何年後なのだろうか…… こうご期待! 以上タイムレンジャー感想でした。
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